【部内戦】タマゴグループ被り禁止シングル~君のタマゴはなんだろな~優勝構築
サムネ用
【始めに】
どうもaoです。
今回は先日行われた部内戦「タマゴグループ被り禁止シングル」で優勝する事が出来たので、その構築について書いていこうと思います。
2連覇です。やったね。
【ルール】
・シングルバトル
・「シリーズ5」もしくは「シーズン9」を使用
・全15あるタマゴグループから、6匹をタマゴグループの被りが無いようにパーティーを組む。(例えばエースバーンをパーティーに入れる場合、エースバーンのタマゴグループである「陸上」、及び「人型」を、残りの5匹のポケモンで被らないようにパーティーを組む。2匹目以降も同様に選ぶことが出来るタマゴグループが削られていく。)
・ポケモンの数は6匹固定
・メタモンはタマゴグループ「タマゴ未発見」ではなく、「メタモン」として扱う。
【構築経緯】
この部内戦のルールではシリーズ5を使用しているため、2020年10月現在では使えないエースバーンやトゲキッス、ゴリランダーといった使用率元トップ10のポケモンも環境に加わります。そのため、これらのポケモンに強く出れるポケモンを軸にしようと考えました。また、決める度に使えるポケモンの種類がどんどん狭まっていくという特殊ルールなため、まずは種類の少ないタマゴグループである「タマゴ未発見」から候補を探していくことにしました。
タマゴ未発見のグループを見た時、強そうなポケモンとしてウーラオスやパッチラゴン、ウオノラゴンが目に留まりました。更に、この中でダイマックスをした際に最もパワーが高く全抜きまで視野に入れられるポケモンを考えた時、強力なエースとして挙げられるエースバーンやトゲキッス、ギャラドスなどに勝てる弱点保険パッチラゴンが適役なのではないかと思い、これを軸にして構築を組もうと考えました。
次に、軸である弱保パッチを最大限生かせるように対面構築にしようと考え、対面性能の高い襷ギルガルド(鉱物)を採用しました。僕はゴーストタイプなら全てタマゴグループに「不定形」がついていると思っていたので、ギルガルドが「鉱物」のみなのは意外な発見でした。
上記の事がきっかけで「不定形」のポケモンで対面性能の高いポケモンが何か居ないかと考え、真っ先にミミッキュが浮かび即採用。ここまでポリゴン2が重いので剣舞+ドレインパンチを搭載し、対面性能を保ちつつポリゴン2とも殴り合う事の出来る剣舞アッキ型にしました。
次に弱点保険パッチラゴンの補佐役として、こうこうのしっぽトリックでパッチラゴンのダイジェット展開の起点を作ったり、壁を張って後続をサポートできるオーロンゲ(人型、妖精)を採用。
ここで、パーティ全体を見直したときにナットレイやカバルドンなどの物理受けのポケモンを突破するのが困難だと感じました。そのため、ダイジェットを使用出来て上記のポケモンに有利を取れる強力な特殊アタッカーであるリザードン(怪獣、ドラゴン)を採用しました。
最後の一枠として、キョダイエースバーンやトゲキッスなどのダイジェットエースや、止められなくなってしまった相手の積みアタッカーを止める枠が欲しいと思いました。そこで、ここまで使用しているタマゴグループと被らず、相手の能力上昇を利用して攻めることの出来るメタモン(メタモン)を採用しました。以上で構築の完成となります。
【並び】
【個体紹介】
パッチラゴン@弱点保険
張り切り
陽気 H204 A28 B20 D4 S252
電撃嘴/逆鱗/燕返し/火炎放射
HB:A252張り切りパッチラゴンの逆鱗確定耐え、ウーラオスの襷カウンター+不意打ちorアクアジェット確定耐え
HD:C252サザンドラの流星群確定耐え
本構築の主軸でありエース。努力値は弱点保険を活かせるように耐久に割き、ミラー対面でも同速勝負を仕掛けられるように最速にしています。最速にしたことに加え、張り切りのおかげで非ダイマでも戦うことが出来、リザードンと同時選出して相手を伺うなど柔軟な立ち回りが出来ました。
また、襷ギルガルドで削りを入れて死に出しパッチラゴンからのダイジェット展開も強かったです。火炎放射はナットメタ。
オーロンゲ@後行の尻尾
悪戯心
腕白 H244 B252 D12
ソウルクラッシュ/トリック/リフレクター/光の壁
影のMVP。攻撃技は一つしかないものの、元々のAが高いため壁を張った後に殴り続けてるだけで結構圧をかけられました。
また、トリックで相手のポリゴン2の進化の輝石を奪って耐久を削ぎつつ起点にしていく動きもかなり強かったです。
リザードン(巨大)@命の珠
猛火
臆病 CS252 B4
大文字/暴風/ソーラービーム/竜の波動
MVP。命の珠の恩恵もあり想像以上に制圧力が高く、リザードンだけで相手のパーティを半壊させる試合もありました。
竜の波動の枠は命中安定枠として採用しており、他候補としては熱砂の大地がありましたが、ダイマパッチラゴン対面でダイドラグーンを打ち込んでAを一段階下げることでA252パッチラゴンのダイジェット+ダイサンダーを高確率で耐えることが出来るため、竜の波動にしました。
ミミッキュ@アッキの実
化けの皮
意地っ張り H36 A180 B252 D4 S36
じゃれつく/影打ち/ドレインパンチ/剣の舞
HB:B1↑で皮ダメ+A252珠リベロエースバーンのアイアンヘッドを上二つの乱数以外確定耐え
S:無振りミミッキュ+5
言わずと知れた対面の鬼。アッキの実発動後の物理耐久が想像以上に高く、剣舞+ドレインパンチとも相性抜群でした。選出した試合は必ず何かしらの活躍をしてくれました。
ギルガルド@気合の襷
バトルスイッチ
意地っ張り AS252 D4
本構築でミミッキュに次ぐ第二の対面の鬼。基本的に初手出しして相手に圧をかける事が役割のため、対面性能を上げるべく技範囲をかなり広げました。
最速にしたのはSを切っているロトムや、ポリゴン2を始めとした60族付近のポケモンに少しでも上から削りを入れたかったからです。HB特化でなければポリゴン2も押していけます。
メタモン@拘りスカーフ
かわりもの
勇敢 H252
変身
相手の積みエースのストッパー...のつもりだったんですが、それを上手く活かせた試合は特に無かったです。しかし、相手のダイマドサイドンに対してメタモンを死に出しし、上から地面技を打って削りを入れつつ相手のダイマックスターンを枯らすという動きが出来たのは非常に強かったです。
余談ですが、なんと部内戦の数日前まで努力値無振りの柔軟個体をパーティに入れていました。孵化用の個体と間違えたんですかね。予習戦で気付かせてくれたA○○○○○君に感謝。
【基本選出・重いポケモン】
基本選出
++or
+or+or
ギルガルドが出しづらい場合
++
++ or
基本的に初手はギルガルドかオーロンゲから入ります。選出時の注意として、オーロンゲとメタモンは両選出するとパワーが相手依存になってしまうので、片方のみの選出を心掛けていました。
重いポケモン
・
硬過ぎ。一匹くらいならギルガルドのインファイトやオーロンゲのトリックを絡めて突破出来ますが、耐久ポケモンが複数入っている受け寄りの構築の場合はかなり厳しいです。
・
技の通りが凄まじいので、処理方法を間違えると壊滅します。
・
ミミッキュに関しては珠やアッキも重いですが、特にトリックルーム持ちがきついです。パーティ全体の素早さが高めなので、こちらのダイマエースに対してのトリックルームで切り返してやなどに繋がれるだけで辛いです。
・
誰も勝てません。オーロンゲで誤魔化しましょう。
【最後に】
今回はエースバーンやポリゴン2といった、パーティに採用されやすい強力なポケモンを意識しながら構築を練っていました。これらに対しての動きを考えながら構築を組むことで、実際に対面した際も立ち回りやすく、スムーズに対処する事が出来ました。
前回の部内戦で初の優勝を果たし、それに続いて今回も優勝し二連覇を達成することが出来て嬉しい限りです。これからも良い結果が残せるように頑張っていきたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
ではでは